グダグダソロキャンプ~焚き火と道具沼~

2018年末、43歳にしてブームであることも知らず、何を思ったか突然キャンプ(キャンプ道具?)に目覚めたオッサンが、少ない費用で「少しずつ」買った装備や道具の使用感などを「なんとなく」紹介…のはずが、しっかり沼にハマってしまうというベタなストーリー。ホームセンターや100均で使えそうなもの、簡単な自作ツール?他の方々が紹介していらっしゃる役立ちそうなことも実践してみようと。

刃物紹介~全然製品レビューしてないので

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買ったものは一度は使ってから書こうと思っているが、現地では焚き火の炎と戦うことに注力しすぎて細かいところまで気付けなくて説明できなかったり、帰ってきてから気づいたりが多くて、どうもよろしくない。

そこで今回は必ず持っていっている刃物の使い勝手の感想を書こうと思う。

まずは写真上側のオピネルたち
これは「自分の装備でキャンプをしたい!」と思った初期に購入したもの。

◆青い柄のオピネル
ステンレスラウンドティップ#7
あまり刃物としての出番はないが、バターナイフやヘラとして使うことが多い。
子供や刃物を使い慣れていない人とキャンプをする機会があれば使ってもらおうかな、とかね。

◆木目(ブナ)のオピネル
ステンレス#10
包丁としてのメイン刃物。たまに家でセラミック包丁の代わりにも使う。
そしてキャンプではフォーク代わりに肉を刺して口に運んでいる。一人だからできるのだが。
切れ味は落ちやすいが、適度な手入れと丁寧な扱いをすれば頑張ってくれる。でもめったに研がない。

オピネルはそのサイズや色が豊富なので物欲に駆られるがナイフ好きというほどではないので、そそられる柄の色や刃の大きさがマッチするものが見つかるまで新たに買うことはなさそう。

オピネルに限らず刃はステンレスよりもカーボンスチール(鋼)の切れ味が良いとされるが、錆びやすく手入れもステンレスより時間をかけないといけない。
手入れそのものを楽しみとする人なら良いが、その時間を焚き火に回したいし、万一手入れが不充分で現地で錆が出ていたら目も当てられない。アウト!であるがゆえステンレスを選択している。

ところで、柄のオイル漬けはやらない方が良いらしい。
刃が出にくくなるのは柄が濡れて膨張するからなので
柄を濡らさないように注意する、濡れたら早く乾かす。
これが最良の使い方。
ちなみにメーカーは刃が出にくければ柄の底部刃が収納されている端部(下図参照)を固いものに軽く叩きつければ少し刃が出てくると説明している。
高価なものではないがわざわざ使い勝手を悪くすることもあるまい。

ちなみに黒錆加工は見た目も格好良くなるが、手入れを簡便にする意味もある加工だが、分解できないと完全にはその意味を為さないので、素人が迂闊に手を出すべきではないと言える。

脇道が長いな………

◆AUGYMERナイフ
基本用途はバトニング。
ただ、先日は瓶ビール買ってキャンプに行ったは良いが栓抜きを一時的に紛失してしまった際に、王冠の縁を広げて開けるのに役に立った。
↓の三条乃斧よりも使い勝手は良い部分もある。
多少の事では刃こぼれもしないし切れ味も落ちないので、値段の割に実はスゴいヤツだと認識を改めた。

ヘレナイフやモーラナイフも試してみたいとは思ってはいるが、しばらくこれでやっていけそうなので、気が向いたらこの辺の装備を増やすかも。


◆ユニフレーム燕三条乃斧
薪割り用。
実は発売早々に見た目に負けて購入したのは秘密である。

両刃で背には細くした薪を折るギザギザな溝がある。
何度か使ってみて、杉などは簡単に割れるが広葉樹は少々難儀する。割った薪を折るのはやりやすい。
これから良い使い方を研究しようと思う。

ちなみに我が師が持っているユニフレームの鉈は片刃だった。
他の斧や鉈を所持したことがないので、今後本格的な斧を導入するか検討開始。

以上が所謂刃物たち。