グダグダソロキャンプ~焚き火と道具沼~

2018年末、43歳にしてブームであることも知らず、何を思ったか突然キャンプ(キャンプ道具?)に目覚めたオッサンが、少ない費用で「少しずつ」買った装備や道具の使用感などを「なんとなく」紹介…のはずが、しっかり沼にハマってしまうというベタなストーリー。ホームセンターや100均で使えそうなもの、簡単な自作ツール?他の方々が紹介していらっしゃる役立ちそうなことも実践してみようと。

5050ワークショップ 2WAY STANDとSTAND PLATE

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ひさしぶりに『あー、これはムダ遣いだったな』と思ってしまった。

これまで諸々前説的な挨拶をしてきたが、今回はかなり酷評するので本題に入る。


まず、この製品実際に使ったか?
使い勝手や実用性に改善すべき点はなかったか?
本当にキャンプで使うことを前提に考えたか?
格好やギミックだけで使い手のことは考えていないのではないか?
そもそもこの製品を考えた人物やチームは頻繁にキャンプをしているのか?
などの疑問が浮かぶ製品と言える。


まず、最低限ランタンスタンドとしては使えることは明記しておく。

それ以外が問題なのである。
まず、スタンドはペグダウンする一番下のパーツ。
打撃対策のようなものはされているが、硬い地面に対しては頭が潰れて使えなくなる恐れがあること。

クランプはユニフレームの焚き火テーブルの縁には使えない。テーブルを歪めてしまう。
とはいえこの辺までは使い方次第でなんとかできるレベル。

プレート……なにこれ?
穴が開いただけの板はまだ使えそうではあるものの、スタンドの接合部に挟み込んでスタンドのネジで固定するため、なにかの拍子に回ってしまうと緩んだりする。

更に始末に負えないのが脱落防止の枠付きのほう。
細かい袋ナットと両端にネジ山が切られた棒が六本。
パーツの紛失などは考えていなそう。
いや、袋ナットは2個予備が入っていたから失くなることは想定しているということか?
ではそのようなものをキャンプ場で組み立てて設営し、分解して撤収するとか本気で考えたのなら愚かとしか言いようがない。
しかもボルト・ナットは緩みやすく締め過ぎれば撤収時に余計な時間がかかる。
では組み立てたまま持ち運ぶのかといえば収納袋の意味は?といった具合である。


せめてこの枠部分の組み立てがもっと簡易で紛失のおそれがないパーツ構成にできなかったのだろうか?

下側のプレートにナットを溶接するか直接ネジ穴を切って上の枠は差し込むだけで安定する方法を考えるか、細長い切り込みを作って板や柵状のものを差し込む仕様にでもすれば簡単に組みばらしもできるし細かいパーツも不要になると思うのだが。

セット価格とはいえ送料まで含めたら6,000円の価値があるかと言われたら首を傾げるどころかブンブン横に振るレベルである。

購入するのであればせめて本体のランタンスタンドだけにしておき、プレートは改善されたら購入しても良いのではないかと思う。

久しぶりに『ダメだこりゃ』『トホホ』なキャンプ道具に当たってしまった訳だが、それもすべて選択した自分の判断。

虚偽情報や詐欺であれば別だが、情報不足や判断力不足は自身の責任として見る目を養うしかないのである。


ではまた。