グダグダソロキャンプ~焚き火と道具沼~

2018年末、43歳にしてブームであることも知らず、何を思ったか突然キャンプ(キャンプ道具?)に目覚めたオッサンが、少ない費用で「少しずつ」買った装備や道具の使用感などを「なんとなく」紹介…のはずが、しっかり沼にハマってしまうというベタなストーリー。ホームセンターや100均で使えそうなもの、簡単な自作ツール?他の方々が紹介していらっしゃる役立ちそうなことも実践してみようと。

装備デビュー

平成のうちに書いておくつもりが寝落ちとど忘れで令和になってしまいました。

4/13(土)早朝から一泊二日で
山梨県の道志の森キャンプ場で装備をデビューさせてきました。

本当は電車で奥多摩方面を単独で攻めようかと思案していたところ、うちのシャチョー(キャンプ歴ン十年)から
「いくぞ」の言葉とジェスチャーで誘われたので渡りに舟とは正にこの事!とばかりに同行。
やはり初のタープ張りや未知のキャンプ場に一人でお邪魔して何かあったらどうしよう?などと不安でもあったのですよ。

そして当日。
総重量30kg超えの装備一式を車に積み込み(!ここから既にイージーゲーム)、一路道志村へ。

冬季の止水が終わる直前の週末なので比較的空いてはいるけれど、けっこう人は多めで家族連れも多い。

到着してすぐに管理棟に利用料を払いにGo!
ついでに薪も購入。

戻ってきたところで社長と私以外が寝るテントと簡易タープやその他の設営。
あ、今回はシャチョーのほか会社の上司・先輩・後輩と私の5名。
で、焚き火とバーベキューの位置を大まかに決めて私のタープとテント設営開始。

タープは今回は買う予定はなかったけど、雨の確率が高くなってたのでとりあえず買って張ってみようと。
実際はスペースが足りなくて張り綱を引ききれず、大きめの石やら近くの木に結びつける必要があったのと、予想以上に固い地面でペグが通りづらかったため、シャチョーとコージョーチョーにアドバイスをもらってなんとか完成。

予習しといて良かった。

ちなみにテントは10分かからず完成。


あとは昼までゆったりモード。
自分の装備と作るメニューの食材なんかを忘れてないか確認したかったのと、たまには外で読書がしたいと思っていたのでみんなでの散歩はパスしてお留守番。

昼飯用の炊飯の準備をしつつ、買っておいたカナディアンクラブ(以下CC)をストレートでちびちび。

そうこうしてるうちにみんなが戻ってきて昼メシだーの声。
とか言いながらシャチョー以外テントに入って寝始めた。

時間は稼げそうなので、吸水まで済ませた状態で持ってきた米と水をクッカーに入れてシングルバーナーに着火。
Amazonで安売りしてた中華製品なので耐久性には一抹の不安もあったけど、イグナイターが100回に1回くらいしかうまく着火しない以外は火力調整もおおむね良好。
SOTOのトーチ買っといて良かった。

シャチョーは別鍋でレトルトカレーを温め始める。
米が炊ける匂いに反応してのそのそとテントから出てくるメンバーたち。

米炊けたんすね、ってカレーはレトルトだから開けるまで良い匂いしないもんね。
パックご飯だったら起きなかったのかな?

パックご飯はシャチョーが炊飯失敗に備え保険として用意してくれていたけど、無事に炊けたというよりなかなかのできばえで出番なしかと思っていたら、足りない!とか言い出した若い衆のおかわりとして登場させてくれた。
うちの若い衆は食欲の波が大きいから読みきれないのです。


食後は第2回ヒマヒマ自由時間。
本を読みつつCC飲みながらうとうと。
あーしあわせだー。

ちなみに気温は日中13℃くらい明け方で0℃くらいだったはず。
昼間はちょっと着込めば気持ちいい感じ。
私は暑がりなので薄着で過ごしてましたが、シャチョーはキャンプ慣れしてるのもあって平気の平三だったけど、他のメンバーは私の姿を見て「寒くないの?」を連呼してました。

そのうち第2回遠征(散歩)に行くと言うので、晩飯の準備しながら待つことに。
今回のキャンプサイトからの行動半径100m以内で収まってるな…

17時になると日も落ち始め風向きも変わってくる。
それに合わせて晩飯の前菜兼つまみ調理開始。

ダイソースキレット
アヒージョ(海老を荷物に入れ忘れツナ缶で代用したのはナイショ)
・クッカーのフライパン
焼きはんぺんの炙りチーズ乗せ
・炊飯に使ったクッカー鍋(米はバーナーで焼ききったから軽く叩いたあと、少量の水を沸かして自分のコーヒー淹れちゃった)
ソーセージのトマト煮を作ろうと思ったけどめんどくさくなって茹でただけ
キャプテンスタッグのシェラカップ
じゃがりことコンビーフのマヨネーズ和え

まで作ってプチキッチンは仕事終わり。

バーベキューグリルに火をおこして
・焼き枝豆
・シャチョーが持ってきてくれた肉!肉!肉!
・缶詰を遠火であたため(ビスフェノールAとかが溶け出すから、本来は湯煎が良い)
とかやりながらCCと博多の華 三年熟成を飲み続ける。

焚き火台の横でSOTOのヘキサに細めの薪をくべて着火しておいたら、いつの間にか消えきって分解までしてたのは謎のまま。
蹴飛ばされたりはしてないから不思議だったなぁ。
良い焼き色がつきました。

タープに腰巻きをつけたりしつつ、焚き火を眺めながらかプライベートや仕事の話(会社のメンバーだとどうしても出てしまう)をしながら、日付変更線を跨いだ頃に就寝。

そして夜中。急激な寒さで目が覚めた。

どうやら器用にも寝袋内で寝返りをうち、更に寝袋ごと寝返ったためジッパーが反対に来ててしかも開いてしまうという事態。
寝ぼけているので、寝袋が破れたのかと思い焦るも破れていないことだけは確認してジッパーを閉じて再度就寝。

少々息苦しかったけれど原因は朝までわからないまま。
冬用のマミー型シュラフですから、頭を覆う部分が顔面にある状態で寝れば息苦しいですよ、ハイ。

心配していた雨は降らず。
カップ麺で朝食を済ませ、装備をまとめてからテント干し開始。
タープはそのままでテントをひっくり返してペグ仮打ちして放置。
向こうは寝起きでカップ麺食べてあうあう言ってる状態なので、動きが遅い分、こちらを先行して進めとけばあとで手伝えるってもんですよ。

そんなこんなで11時前には撤収。

帰宅してから使いきらなかった食材を冷凍庫やら冷蔵庫に入れ、食器類を洗い、グランドシートを拭いて着ていた服の洗濯と自分の洗浄(風呂です)をして就寝。
テントとタープは手付かず。
翌日の帰宅後から少しずつ片付け。
雨に降られてたらこうはいかなかったと思います。

これ、一人で奥多摩方面に行ってたらどうなってたんだろう?
行き帰りは電車だからたぶん寝てたんだろうけど、重装備を背負っての帰宅後にここまでやれる余裕があったろうか?

うむ、鍛えよう。
カラダもキャンプの腕も。

長文でした。


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